山奥寒村お食事処 新館 実験中 [いんふぉめーしょん] [りんくのぺーじ] [SS Contents] [つれづれレビュー] [お食事処旧館]

お食事処館長 task17@mocha.ocn.ne.jp since 1999/10/12          Welcome visit

  お食事処館長暇潰しレビュー  2007年 6月 後半


□ 07/06/28 「梅雨の晴れ間(土いじり)」
□ 07/06/21 「押井 守 新作の謎(誰か押井を止めろ!篇w)」
□ 07/06/19 「マリアナ沖海戦 珍説の謎(唖然とした館長篇)」
□ 07/06/14 「みかか電柱の謎(逓信省から蕩々と語るみかか職員篇)」
TOPに戻る

「梅雨の晴れ間(土いじり)」 2007/06/28

 そう言えば、せがれ弄りとか言うゲームがあったが、あの→は何だったんだろう(挨拶)

 つう訳で、縁側の先の庭と南方領土(館長命名)の整地、草むしり作業で忙しかった館長です(加齢臭濃度上昇)

 疲れたので、アニメ評のみ、6月後半のトリはこれでいいか(投げやり)


□ 一寸アニメ評

□ 地上波アニメ戦域 状況 「安定」

○ TVQ (月) 25:53〜 らき☆すた 評価 AAA(突き抜け)

 第十二話……京都アニメーションの仲の人たちは、アニメイトと連んだのかな。 

そういえば2002年夏以来征ってないな……有明戦域

コミケカタログのMAPと、事前の調査、そして当日の機動戦術を練っておかねば、すなわち死(誇張)

マップを見ただけで血湧き肉躍り、瞼を閉じると、その時の激戦がアリアリと浮かび、あの血と硝煙オタの匂いが甦ってしまうのは、戦闘コミケ疲弊症か!

心が渇く…、まるで蜃気楼の中を彷徨っているようだ……。


□ 以下、(OVA+劇場版)エリア88 V 鳥海監督版 「炎の蜃気楼」の調子で。

「哀れだ…あの漢から、オタの匂いが消える日は来ないだろうな」

ミッキー 「どうだいホッとしたかい? 腹に響く、はとバスの振動、薄汚れた潮と汗の匂い、ベルリンの壁をも超える、熱い肉の壁とオタ充満通路……」

ミッキー 「おまえの心の渇きを癒してくれるのはそこだけさ」

「違う!!」

グエン 「げへへへ、違うこたねぇだろ?シャバに出てはっきり分かったハズだぜ?」

グエン 「その手を同人誌に染めた漢は、どう足掻いたってマトモな逸般人に戻れねぇーのさ」

グエン 「オレ達は買専オタク、どう理由を付けたって、これに変わりはねぇ…」

グエン 「同人街道に落ちた野郎は、コミケの中で生き甲斐を求めるしかねぇのよ」

グエン 「そして、どんどんシャバから遠ざかっていくのさ」

「違う!!」

グエン「違わねぇよ!おまえも俺と同じなんだよ、だから言ったろう?お互い気が合いそうだって」

「違う!違う!俺のこだわりはコミケ88にあったんだ」


サキ 「ばかもん!その列へ突撃するな!」

ミッキー 「しょうがねぇーじゃん!このままおさばらしちゃ、アンタの最後が見れないしなー」

サキ「今更ついて来られても、おそらく新刊はもう完売している!既刊のみだけだぞ、お手つきがそんなに好きか?」

グエン「はっ!お手つきの二度、三度は慣れてるぜ(ダメ) それに、レア本探しているオタにゃ、壁の新刊なんざ最初から狙ってねぇよ」

キャンベル 「掘り出し物捜しに行くのに、この時間(12時半ぐらいか)、ループが見えている列に突撃する馬鹿はいねぇぜよ!」

サキ 「おまいら……」

グレッグ 「俺はまだ、過疎サークルでの買い方知らねぇから、しっかり道案内頼むぜ!」

サキ 「よーし……オタ勘定も出来ぬ阿呆共!付いてこい!」

(過疎エリア突入30分後……ガレリアから、エントランスホールへ離脱)

ミッキー「サキ!廻ってない島はあとどれくらいだ!」

サキ 「ダミーサークル撃ち漏らしを除けば、東西含めて100ぐらいか…ミッキー?実弾はあとどれくらい残っている?」

ミッキー 「30、40冊も買い続けたらおしまいよ!」

サキ 「結構!開場と同時に征った西へ、もう一戦しに征くか!」

コミケ88 そこはオタ達の戦場…オタ汗も乾く、オタの最前線……。


閑話休題。

□ AT-X アニメ戦域 状況 「再編成段階」

 AT-Xはもうちょっと番組の配置には、意を持ちうるべきと思う。

 ○ 新放送 7月

 ▽ フルメタル・パニック!The Second Raid 7月31日(火)

 ▽ あとは既にチェキ済、流しで見れればいいか(ヒデエ)


□ 現在戦勢 「停滞中」(お願いティーチャーではない)

○ ATX(木)10:30〜 フルメタルパニック ふもっふ 評価 B-

 やはり、7/31から開始される TSRを待つ。

○ ATX(木)11:00〜 瀬戸の花嫁 評価 AA+

 良作。 一話完結順送りのギャクアニメで重要なのは、緩急のバランスである。

□ 総括

 実弾(DF-360)を三本程準備しとくか。

□ コミケの教訓

 帰りのバス賃だけは確保しないと母艦(ホテル)に帰り着けないぞ(有明戦域での館長策源橋頭堡)

□ 今夜の教訓

 六月の更新はこれまで。 

最初に戻る  このTOPに戻る  Index に戻る


「押井 守 新作の謎(誰か押井を止めろ!篇w)」 2007/06/19

 映像の魔術師でもあり、我がネ申!押井 守 が蠢動!(挨拶)

 と言う訳で、軍事モードから、押井モードに変更しつつあるお食事処館長です(なお悪いわ)

 押井新作アニメ スカイ・クロラ The Sky Crawlers (フラッシュアニメーション注意) 2008年公開予定。

 原作 スカイ・クロラシリーズ 原作者 森 博嗣

 情報元  Moon Phase

 1984年…うる星やつら2 BDから、かれこれ23年のあいだ止まったままだった押井 守の時計(友引高校時計塔)が、今、やっと時を刻み始める。

 夢邪鬼、帆場暎一、柘植行人、そしてバトゥ。 彼等、押井 守の分身である人々が語り得なかった事を、この映像作品が語るのか。

 館長は、今猛烈に期待している。 そして同時に、押井…今度こそ、ちゃんと映像で語れよと思うのであった。

 □ 今夜の教訓

 大いに期待しているぜ!映像の詐欺師(最上級の尊称)でもありネ申でもある、押井 守 監督!

最初に戻る  このTOPに戻る  Index に戻る


「マリアナ沖海戦 珍説の謎(唖然とした館長篇)」 2007/06/19

 この記述を読んで唖然となった館長であった。 ……ヒドイとは聞いていたが、ここまでヒドイとは思いませんでした。

 特に考察の部分は、全く日米両海軍の史料に基づいて書かれているとは思えない記述である。

 …かといって、金にもならん、それも余所の事典サイトに、いちいち修正を加えるのも馬鹿らしいので放置。 喩えるなら、ゲーム脳という似非オカルトに対し、追試が行われないのと同じ理由ですな。

 しかし、あからさまに間違っているのは指摘しておきたい、64年前の今日、マリアナ沖海戦で天佑を確信し闘った海軍将兵の為にも。


□ ダウトな項目。(はっきり言って酷すぎる)


 ○ 以下斜体部分は転載

上記の記述は間違いではないが、現実には、こうした作戦での損失はあったものの、練習航空隊卒業後4年以上を経たベテラン搭乗員の数は、開戦時よりもマリアナ沖海戦ごろの方が総数として多かった(ただし、海軍航空自体の総数が大幅に増えているため、新米パイロットも大幅に増えていることに注意)。マリアナ沖海戦でも、搭乗員戦死者に真珠湾攻撃の参加者大幅に増えていることに注意。(原文のママ)


 ▽ 熟練搭乗員の下り

 何か、ミスリードを誘うレトリックで一杯である。 ブーゲンビル沖海戦(航空戦)では、列機を率いうる、指揮官クラスの搭乗員を数多く喪っている。 その為、一時、空母航空隊再編成もままならない事態が発生している。

 更に、第一機動艦隊麾下の一航戦、二航戦、三航戦の、三航空隊の再建すら難儀している状態で、同時平行的に建成中であった、第一航空艦隊(テニアン司令部)の内情すら無視している。

 そして、ベテランの数が一番多かったという記述の訳は以下の通り。

 あ号作戦の準備において、第一航空艦隊(定数・1620機)、第一機動艦隊(定数・459機)に所属する搭乗員を定員通り充足させ、熟練度の高い(飛行時間が長い)搭乗員を編隊指揮官として揃える為、内地の練習部隊の教官をしていた古株(ベテラン搭乗員)を全て引っ張り出した為である。

 奥宮正武・淵田美津夫共著 機動部隊 261〜265頁より…って、名著 機動部隊は絶版かよ、アホな珍説が増えるはずである。

 さて、以下のセリフは、昭和19年3月末 内地で、第八回目の航空隊再建を行っていた奥宮航空参謀が、熟練した搭乗員を廻して欲しいと、海軍軍令部・軍務主務部員であった源田実へ懇願した時のやりとりでの中で、源田が答えたセリフである。

「最後の決戦であるので、搭乗員は可能な限り、優秀・老練なものを補充するようにしてある。 それによって内地の教育部隊が弱体化しても致し方ない。とにかく、第一機動艦隊は、この作戦の核心部隊であるので航空隊の練成に努めて欲しい」

「戦機は迫っているので、一通りの訓練を2ヶ月で終了して貰いたい」

当に何をいわんかである。


 ▽ ハワイ云々(考察全体に言える)

 飛行時間が問題であって、練習航空隊卒業時から云々ではない。 しかもパーセンテージが示されているが、何を根拠にそう言う数字を出したかが全く不明であり示されても居ない。

 蛇足だが、数字のマジックを使いたがる人間程、安ぶしんの傾向が高いと言われている。

 それはさておき、大体、練習航空隊でどんな機種が使われていて、その機種からいきなり最新鋭の機種に乗せられる搭乗員の苦悩(機種転換訓練は現在でも難しい)すら知っているのか不明。 そもそもハワイ作戦時の技量とマリアナ沖海戦時の技量を、同じモノサシで妄想を進める事自体、話にならない。


 ▽ 基幹搭乗員云々

 意味不明とはこの事を言う。 

 航空隊指揮官、小隊長、分隊長などの幹部搭乗員は、確かにベテラン揃いであったが、その他は、飛行時間150時間以下の搭乗員ばかりである。 これは、第一機動艦隊だけでなく、第一航空艦隊でも同じ事が言える。 そもそも熟練した空母機搭乗員とは、昼夜の単独洋上航法が可能で、且つその上で、列機を率い、戦闘行動が出来得る人間の事を指すのだが。

 ▽ 搭乗員の低技量がタウイタウイの缶詰によってもたらされた訳では〜

 最初に結論を書いておく。 技量に関して、ハワイ、インド洋、ミッドウェイを挙げる記述は不適切である。

 まず、考察の部分において、昭和19年2月〜4月まで、第二艦隊麾下の艦艇と、第三艦隊・第一航空戦隊が訓練したリンガ泊地の実態を記載されてない事は、当に語るに落ちていると言っていいだろう。

 リンガ泊地では対敵警戒がしっかりしており、一航戦の空母艦載機は十分な訓練が行われ、タウイタウイで総仕上げをする予定であった事を添えておこう。 つまり、一航戦においてはそれが出来無かったのである。

 更に、空母艦載機の搭乗員とは、非常に特殊な才能と技量、そして継続的な訓練と休養が必要とされる。 つまり、一日飛ばないだけでも技量は落ちるのである。

それが練成途中の搭乗員なら尚更である。 

 タウイタウイでの1ヶ月間、一航戦が泊地から外に出て、艦載機の発着艦及び戦闘訓練をしたのは二回だけで、二航戦、三航戦は、各一回ずつである。 理由は、タウイタウイ泊地が狭い事(停泊する広さならば、第二第三艦隊を収容するに十分であったが、泊地内での艦隊訓練は無理であった)、泊地内で無風状態が続いたこと(つまり合成風力の形成が困難なので余計に外洋での訓練が必要であった)が挙げられる。

 そして、タウイタウイ湾外の米潜水艦が周りに張り付いて、護衛の駆逐艦とタンカーを次々と撃沈し、終いには艦隊編成にすら支障を来すまでになり、外洋での訓練が出来無くなった。 特にタンカーの損耗は致命的で、所謂、油を逆算して作戦を立てる羽目に陥った事、それ故に、連合艦隊司令部と軍令部は、パラオ海上に決戦場を希望していた意図を、記述者は全く無視しており、そして無知をもさらけ出している。 


 次に、二航戦、三航戦は、昭和19年4月の段階では、ガソリンも訓練用の飛行基地も無い内地に有った事を完全に無視している(元々、母艦飛行隊には規定の陸上基地はないが) 更に、肝心の二航戦の航空隊は、昭和19年2月にラバウルでほぼ壊滅的損害を受け後退第八回目の再編成を余儀なくされていた事すら全く記述がない。

 二航戦航空隊の、八回目に当たる再編は、昭和19年3月であったが、その内情は、発着艦は何とか可能だが、昼間洋上航法は怪しいの一言であり、空中戦闘や爆撃雷撃の訓練も不十分であった。

まずは飛ばねばならない、話はそれからであったのである。

 発艦し、飛んで(洋上航法)、着艦が、まずは先であり、空中戦闘や爆撃、雷撃は、それが出来てからでないと意味がないのである。 それでも、時間を押して雷爆訓練は行ったが、所詮付け焼き刃であった。

 何れにせよ、第一機動艦隊の各航空隊は、最低半年の時間が欲しかったのである。そして、そういう時間を与えない米軍の進撃スピードこそ、マリアナ沖海戦における、米第五艦隊完勝の要因である。

 話を戻すが、既に昭和18年春の段階においてすら、母艦艦載機の技量は低下の一途を辿っており、それは空母隼鷹を目標にした雷撃訓練で良く現れていた。それは、練成途中の雷撃隊が空母隼鷹に向けて発射した訓練用魚雷が、全弾かわされるという状況がよく示している(奥宮航空参謀談・機動部隊より)。 

 ちなみに、昭和17年7月後半(ミッドウェイ海戦後再編・旧二航戦搭乗員を充当)における、第二航戦の搭乗員技量は、同じ隼鷹が、最高速力26ノットでいかように回避しても、訓練用魚雷を使った雷撃訓練では全弾命中している。

 また、空母艦載機である以上、夜間発着艦、夜間洋上航法もその技量の一つであるが、昭和19年春において、それを、新規練成の搭乗員に期待するのは、無い物ねだりの希望でしかなかった。 そして、二航戦城島部隊・奥宮航空参謀は、タウイタウイで訓練出来ると、第一機動艦隊司令部から聞かされていたが、その希望はうち砕かれてしまったのである。

 トドメに、以下の記述こそが、この記述者連が(書物の読書量と解析技量が足らぬ、安ぶしんであるのは間違いない)、マリアナ沖海戦を理解していない以前に、空を理解しない、いや、当時の激烈な空母航空戦どころか、基地航空戦、いや太平洋戦争を語る資格すらない事を証明しているだろう。


(ただし、海軍航空自体の総数が大幅に増えているため、新米パイロットも大幅に増えていることに注意) 原文のママ


空母艦載機搭乗員の技量と、海軍基地航空隊搭乗員の技量とは、似ている様で全く別物である。 

故に、陸上航空隊の戦闘と空母航空戦も、そのやり方(作戦遂行方法)は全く違うのである。

 昼間での発着鑑、特に洋上航法と言う特殊な技量を持たせるのにすら、半年以上掛かる空母艦載機搭乗員を、何度も何度も基地航空戦に注ぎ込んで不当な損害を出した、ソロモン・ニューギニア航空戦の愚を全く理解していない(激怒)

何が総数だ? 何処の新造語だ?ふざけるな(大激怒再び)


 ▽ 攻撃隊はほぼ索敵機の指示通りの地点までは進出しており

 目標地点への進出と、敵艦隊捕捉とは全く別物である、ここまで来ると、記述者の技量の方が問題である(乾いた声で) 

 館長は、今回の更新を、ほぼアドリブで打って居るが、流石にここまで間違った事は書かない。 史書、戦史、その他関連資料に対する読書量と理解が、その背景にあるからである。

 ▽ なお、索敵機が示した位置に敵艦隊がいるとは限らないし〜

 索敵機が発見した目標が時間と共に移動するのは分かっているので、攻撃隊指揮官は、それを計算に入れて航法を計算し、編隊を誘導する。

 この記述者が何度も何度も、呪文の様に唱えるハワイ作戦時の搭乗員は、それは当たり前と答えるだろう。 また技量未熟とか書かれている五航戦の搭乗員にも失礼極まりない。 彼等の技量未熟とは、単に一、二航戦との合同航空作戦に支障を来す程度の未熟さであり、マリアナ作戦時の技量未熟とは意味が違う。

 その証拠に、五航戦は、ハワイ作戦から珊瑚海まで、十分な戦果を上げている(損害も多かったが、空母機動戦がまだ確立していない時期だ)

 脱線したが、件の「指示通りの場所に到達」の部分に戻る。

 二航戦は、先導機にハワイからの熟練搭乗員(単独での洋上航法も攻撃も可能)を泣く泣く割り振って、後続攻撃隊を教導したが、そもそも索敵機の発見した場所が、大幅に間違っており、大体、そこには、米側史料によっても、米第58任務部隊所属の任務群は存在していなかった。 故に、その辺りの記述は推測以前の記述者の妄想である。

 ▽ 空母が相手との距離を縮めないように同じ海域をウロウロしたため(追加)

 この下りでも分かるが、この記述者は、マリアナ沖海戦における、海戦作戦図や経過航路図、航空隊航法図すら見た事もないのではないか?

シブヤン海の海図、サンベルナルジノ海峡の狭さすらも……。

 さておき、索敵機の搭乗員には優先的に、単独洋上航法飛行が可能なハワイ以来のベテランを泣く泣く割り振ったが、それだけのベテラン搭乗員を、索敵機に配置したとしても発見位置を間違ってしまうのである。そしてその理由は、あまりの遠距離が要因として挙げられるであろうが、実際は、作戦前に為されなかった、技術的な問題が尾を引いている。 それは、作戦開始前に、作戦参加艦載機を、一端陸上基地に上げ、航法用コンパスの地磁気に依る、ゆがみ補正が出来無かった事である。

喩えて言うなら、狂ったコンパスで、山に登る様なものである。

 これは、二航戦、三航戦司令部の、航空参謀達が、第三艦隊司令部に何度も要請したが、事態が切迫していると言う理由で聞き入れられず、結局、ごく少数の機体(指揮官機と索敵機の一部)しか地磁気補正を行う事が出来無かった。 そしてその結果が、発見場所のズレである。 そして、アウトレンジによる遠距離索敵と攻撃、その誤差もデカくなるのは理の当然であろう。

そんな基本的な事すら記述されていない。その程度なら、何も記述されない方がマシである。

間違った情報程恐ろしいものはないからだ(太平洋戦争における戦訓)


 ▽ 誘導機の喪失による帰投失敗云々

 何度も繰り返すが、洋上航法が、かなり怪しい状態の練成途中の搭乗員に、そこまで期待するのは酷と言うものである。

 ▽ あほう作戦

 本海戦に参加した海軍将兵の手記、参加艦艇の艦長の戦後の談話を総覧しても、こんな言葉があったと言う記録は何処にも見あたらない。 おそらく、記述者の妄想であろう。 このあ号作戦は、昭和天皇御自らの訓辞が出されている。 その記述すらない、実に奇怪至極である。

 ▽ 総じて乙部隊の第二航空戦隊は連絡の不徹底 〜

 二航戦を弁護する訳ではないが、この記述者は、「機動部隊」を読んでいないことがこの一片の下りで分かる。

 総旗艦大鳳からの発光信号による命令を受けようとした、二航戦司令部であるが、大鳳と隼鷹の間に距離があり、中継として瑞鶴がはいったが、隼鷹の通信兵は、その発光信号を取るのにすら難儀し、終いには奥宮航空参謀まででばって、何とか命令の体に直し、城島司令官に渡したのである。 国家の存亡に賭けた、第一戦の、しかも近代海戦の主役である空母の通信能力(無線封止下なので発光信号伝達能力)の技量すら、こんな怪しい状態だったのである。 ソロモン方面での相次ぐ海戦で、熟練した乗組員を次々喪ったツケが、ここまで来ていたのである。

 そう、完敗の原因を未熟な搭乗員に帰するのは、間違いなのである。

 ▽ 米38任務部隊

 ……第五艦隊(スプルアンス中将・作戦時のみ大将に昇級) 第58任務部隊である(絶対零度のほほえみ)


 ▽ 書かれていない部分(意図的ではないか?)

 第三艦隊司令部要員が、小澤司令長官、参謀長、甲乙航空参謀以下総員、空母航空戦の経験が皆無であった。 つまり、彼等司令部にとって、あ号作戦が機動部隊戦における初陣だったのである(不幸な事に)

 その割には、第三航戦の司令官は、南太平洋海戦で空母瑞鳳の艦長であり、小澤司令部よりも余程、機動部隊戦の実像を知っていた。

 この部分に関してはいろいろな意見があるが、館長は、故奥宮氏の考察を支持する。

 小澤治三郎中将は緻密ではあるが、本質的に一か八かの性格が強い機動部隊戦には不向きな指揮官であった、ただそれだけである。 むしろ、彼は、その緻密さと計画性が必要とされる、陸上基地航空隊の集団である、第一航空艦隊の司令長官が相応しかったと思われる。 そして、ここ一番の勝負では経験も豊富で実績もある「見敵必戦」の猛将、角田覚治中将こそ、第一機動艦隊司令長官に相応しかったと言える。 

 つまり、小澤が犯した失策と同じ様に、角田も、機動部隊戦の頭で基地航空戦をやってしまい、4月に進出したばかりの航空隊を、無理に第58任務部隊に指向した為、あ号作戦発動前に、殆どの戦力を損耗してしまっている。 繰り返すが「陸上基地航空隊の戦い方」と「空母機動部隊の戦い方」は、全く別兵種と言っていいぐらいの差があるのである。


 ▽ 総括

 マリアナ沖海戦は、太平洋戦争における天王山であり、そして、日本海軍が組織戦をなしえた最後の海戦である。 そして、技量未熟と言われた若い搭乗員達が、空母から発艦して行く姿は、たった二年前、大平洋を縦横に疾駆した南雲機動部隊で、輝かしい戦果を挙げた熟練搭乗員達と何ら変わる事はなかった。 そして彼等も、先達と同じように輝かしい戦果を挙げうる事に、何らの不安を感じては居なかったし自信もあった。 何より生還を期しては居なかった。 それは、これが最後の決戦であり、それは小澤司令長官の訓辞で、全艦隊将兵に伝わっていたからだ。 問題だったのは、それらの若い搭乗員達に訓練の時間を与えなかった米軍の進撃スピードであり、そして不幸な事に、それ自体が米海軍の戦略だったことである。 

 そして、マリアナ沖海戦における、日本海軍の完膚無き敗北と、それに続くサイパン、テニアン、カロリン諸島での攻略作戦における日本軍の抵抗の弱さは、日本海軍に立ち直る時間を与えるな!と言う戦略を更に加速させ、比島、レイテ島への上陸作戦を二ヶ月繰り上げさせる結果さえ招いたのである。

 これだけの大事すら教養として持たず、更に、たった63年前の出来事すら、全く理解していない論述が、正論として載る様では、マリアナ沖で散っていった海軍将兵、そして、サイパン・テニアンの陸海軍守備隊は浮かばれない(ペリリュー島守備隊は、戦後まで徹底抗戦を継続した)


 □ 某wikiのマリアナ沖海戦の項目についての教訓

 じゃぁ、貴様が全面改訂しろや、何がアドリブ打ちだ系、エラそうに系と言う、率直な質問には、率直な回答が望ましいであろう。

 「館長は、そのwiki何とかという安ぶしん共の巣窟サイトが出来る遙か以前から、このお食事処(新・旧)において、これらの項目に関し、正確且つ公平な視点での考察を既述している」


 閑話休題。

 と言う訳で、24:10から打ち始め、天佑を確信し、全力らき☆すた録画視聴の時間だけ一時中断。

 らき☆すた終了後、再び再開し、現在27:15である。 アドリブと、一応の参考資料一冊「日本は如何にして敗れたか・上巻」(ISBN4-569-54182-8)だけで、マリアナ沖海戦完敗の考察ダイジェストを打ちまくった館長である。 故奥宮氏の著作「機動部隊」「ミッドウェイ」という良著の内容は、既に脳内に刻み込まれている。1989年からだから18年読み込んだ訳である。

 話は変わるが、最近、行きつけの書店で、マリアナ沖海戦をも含む、太平洋戦争における海戦の考察書が有ったが、内容はヒドイの一言であった。 

書名は覚えていないが、内容の一部は覚えている。 それは、南太平洋海戦において二航戦の位置を全く把握していない記述である。 興味があるムキは、それをポイントに捜してみては如何であろうか? 全くお勧めはしないが(ヒデエ)

□ 館長の感慨

 マリアナ沖海戦の記述については冗談抜きで、流石の館長も驚いた←ウィキペディアを全然信用してない人

□ らき☆すたの教訓

 黒井ななこ先生の黄昏ッ振りに泣いた! 

 対して、聖夜に旦那が帰ってこず、欲求不満でへそを曲げ、酔っぱらって泉邸に来たゆい姉が、いざ旦那の電話でシラフに戻り、急いで帰る様を見ると、ゆい姉さんは今夜、大いに旦那に跨って、恍惚とした表情で腰を振るんだなぁと思った(えろダメ思考)

□ 今夜の教訓

 お食事処は、1999年の開設時より、ダイレクト雪崩打ちです(今更)

□ モノ書きの教訓。

 モノ書き、絵描き、マンガ描きにろくなヤツは居ないが、そう言う人間しかいいモノは書けないし描けない。

最初に戻る  このTOPに戻る  Index に戻る


「みかか電柱の謎(逓信省から蕩々の語るみかか職員)」 2007/06/14

 みかかに貸す電柱用の土地賃貸代(単価)は官報で決められているそうです(みかか職員談)←挨拶

 と言う訳で、今年でみかかへの賃貸期限である三年に達し、満期更新時期になったので、暇な館長は、みかか所外設備担当に電話し、その辺の事情をもう一度説明する様に頼んだのであった。 

 しかし、翌日来宅した、みかか職員(初老の嘱託風)二名(主に喋っていたのは一名)から語られた内容は驚くべき事で一杯であった。 そんな訳で、その内容をダイジェストに書いて暇を潰してみたい。


□ みかか老練将官 VS アニメ萌えGI将官館長 のダイジェスト(ほぼ実際の会話のママ)

 ▽ みかか職員 「わが国の電信電話の整備は、明治維新以後、中央政府と逓信省の発する国策によって行われ、その目的は、電話線を日本全国津々浦々まで引く事でした」 

 ○ 館長の腹中 『いきなり逓信省かよ明治政府かよ!開口一番そう来たか』 …と思ったが、敢えて喋らせておいた。

 ▽ みかか職員 「戦後、電話線の敷設を行う為……現在で言う加入電話が…」(語り始めから10分経過)

 ○ 館長の心中 『コイツらに何言っても無駄だな…このお話だけでなく、この三者会議(電気通信事業法を見よ)とはセレモニーで、契約更新時用のマニュアル対応だな』

 ▽ みかか職員 「NTTが民間の土地をお借りする根拠は、電気通信事業法、及びガイドラインですが、その土地の賃貸代金…つまり単価ですけど、それは官報に記載されており」

 ○ 館長の心中 『要は、一私企業になったが、相変わらず国に守られて、あらゆる土地を廉価で借りられる訳だな……』


 電気通信事業に参入する新興業者が、その設備設置場所に限らず、アンテナ、電柱、電話線で苦労するはずである。NTT西公式ページでは、巧妙に隠してあるが、電柱の又貸しもやっている始末である。 一体そのみかかの又貸し収益(ほぼ粗利に近いと思われる)は、どんな額であろうか。

 (資料 *.pdf 注意 「電柱・管路等の利用申し込み及び契約条件等について」

 以下引用 やまもと氏 続スペクトラム拡散通信(CDMA)より

 しかし根が深い問題だ。まずみかかと他の業者NCCとでは最初から条件が違う。みかかは公社時代に多くの基地局を確保していた。すでに確保した基地局に設備増強をするのは簡単であるが、新興NCCの基地局は大変だ。ビルにしても鉄塔にしても、めぼしい場所は押さえられている。新たに確保すると言っても、みかかは旧公社だが、新興NCCは民間企業である。おのずとビル所有者の印象も異なる。

 みかかは、東西、更にNTTコミュニケーション等々に分割されたとはいえ、もうどっぷり、日本に根を張り巡らせていると言えよう(手遅れだ)


 ▽ みかか職員 「賃貸代金額は、細川内閣で決められ、官報で公示されて以来、現在まで変わっておらず、弊社も難儀しているんですよ」

 ○ 館長の心中 『ほう、急に穏やかな口調で、砕けた言葉を使い始めたな』 (もはや世間話である)

 ▽ みかか職員 「いや、これで上げるとか(単価)、揉めたりしたら、我らのクビが飛びます、ホントの話」

 ○ 館長の心中 『浪花節か……しかし本当にクビが飛ぶのなら見てみたいな。 つか、この二名は一体何歳だ、60は行っている気がするが…いつもは何をしているんだ』 (人間観察)

 ▽ みかか職員 「と言う事で、私たちとしては、現状の賃貸料(単価)でお願いして廻っている訳です」

みかか演説終了←多分暗唱出来るんだろうな。

 ○ 館長の心中 『み か か 恐 る べ し!』


 以上、来宅した、みかか職員二名の(現役引退の嘱託臭い)、逓信省から始まり、当該の官報を繰り出し、土地使用料の一覧表を指しながら、土地の種類、電柱、専有面積等々の解説を一気に進行させていった、老練で老獪な、みかか老戦士に、打ちのめされたお食事処館長であった。

 結局、賃貸契約を再び更新(初は昭和の時代)館長の口座を指定し、館長の番号等、昔のしがらみ(祖父母・親父)で、不整合が生じている所を一部訂正し(番号のイキ番 シニ番が有名か)、アニメ萌えGI将官たる館長と、みかか老獪戦士の戦いは、みかか側の勝利に終わった。

 思うに、彼等の勝因とは、表面上、一私企業であるはずの みかか が、日本政府に限らず、逓信省と電電公社からの歴史を背景とした、輝かしい伝統とブランド、そして一般民草の持つ根拠無き信用無知に依存するのかもしれない。

 そして、これが館長とみかかとの、講和条約締結文書土地賃貸契約書である(個人情報部分は黒塗り)

実際は4枚閉じ、判子は3箇所に捺印

 右下の取扱者(折衝担当者)欄が空白なのがミソであり、みかかの老獪な処でもある。


 □ 更新の教訓

 軍事プログラムが暴走し、制御を喪った脳内Operating System を、リブートする為、新規ページで更新しました(パッチ当てろ)

 □ 今夜の教訓

 みかかとはキーボードを見よ。

最初に戻る  このTOPに戻る  Index に戻る